「ゼロから学べる経済学」ということで、この記事では経済学について全く知らない状態からでも学んでいけるオススメの本を紹介します。
いきなり小さな文字がびっしりだと開いた瞬間閉じたくなるので、「見やすさ、読みやすさ、わかりやすさ」を重視して選びました。
1 大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる
タイトルの通り、大学で学ぶ経済学の内容が短く纏まっています。
流石に4年分を10時間に短縮してるだけあり、若干の物足りなさを感じる部分もありますが、入門書、あるいは一通り学んだ後の軽い復習としては文句なしです。
大学で学ぶ基本的な単元がわかりやすく網羅されているので、経済学の全体像を把握するのに非常に役立ちます。
2 今までで一番やさしい経済学の教科書
世の中で起こっている事象が、なぜそうなっているのか、経済学の理論を絡めながら説明してくれます。これを読めば現実の社会と経済学がどのように繋がっているのかが分かります。
優しい内容で文字も大きいので、非常に読みやすいです。
3 経済用語図鑑
経済学の用語について可愛らしいイラストを用いて簡単に説明しています。
あくまでも用語辞典なので、これ一冊あれば経済学が分かるわけではなく、他の本と合わせて持っておくと便利です。
経済学の理論が知りたいのではなく、単純に語彙力をあげたいという方にもおすすめです。
4 16歳からのはじめてのゲーム理論

経済学の中核的分野である「ゲーム理論」に焦点を置いている本です。
「ゲーム理論」と聞くと難しそうな印象があるかもしれませんが、本書は物語仕立てで説明されているので読みやすく、しかも面白いです。
経済学の知識がなくても読めます。不安な方は以下の記事を読んで、ゲーム理論がどんなものか参考にしてみてください。

5 ミクロ経済学の力・技
この2冊はおまけだと思ってください。上の4冊とは毛色が違います。
「力」が教科書で「技」が演習用。「力」だけでもいい。
知識ゼロの状態から読み進めるには根気が必要です。また微分など数ⅡB程度の数式を使います(一応補足はあります)。
ですが、現実と経済理論を上手く絡めて解説していて、他の本にはないわかりやすさがあります。内容も濃密で、ミクロ経済学を学ぶには持ってこいです。
まとめ
経済学を専攻する、あるいはしている大学生。
勉強意欲のある高校生。
仕事に役立てたいビジネスマン。
経済学を学ぶ理由も、学ぶ人たちも、千差万別です。
知識ゼロの状態から、誰でも経済学を学べるような、そんは易しい本を紹介しました。
是非参考にして、自分にあった本や参考書を見つけてください。