「ブランチ」「ランチ」の違いは?意味や使い分けをわかりやすく解説!

似ている言葉の違い
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「ブランチ」とは

「ブランチ(branch)」とは、朝食と昼食を兼用した食事のことで、breakfast(朝食)とlunch(昼食)を組み合わせた言葉です。

朝とも昼とも取れないような微妙な時間にとる食事のことをブランチと呼びます。ブランチの時間帯は主に午前11時手前ごろとされていますが、明確な定義はありません。

ブランチではサンドイッチやベーコンエッグなどの軽食から、パスタやオムレツなどの少し重たいものまで、基本的になんでも扱います。

ブランチをとるということは「朝食を抜いてお腹が空いていた」という可能性が高く、またブランチをとった後は「お腹が膨れて昼食は胃に入らない」という可能性が高いです。そのため多くの場合は、ブランチをとった人は「ブランチ+ディナー」の1日2食になります。

例文
  • 休日は起きるのが遅いので、ブランチを食べている。
  • 友人とブランチを食べにいった。
  • ブランチではいつもマフィンを食べるようにしている。
  • カフェのテラスで過ごす、ブランチのゆったりとした雰囲気が好きだ。
類義語
  • 小昼(こひる)
  • 間食
  • おやつ
  • ダイニング

「ランチ」とは

「ランチ(lunch)」とは、1日の中間頃に食べる食事のことで、昼食のことです。

文化圏によっては1日のうちで最も栄養を摂取すべき主要な食事とされ、分量が多くなる場合もありますが、他の文化圏では主要な食事は夕食であって、昼食は補助的な食事になる場合もあります。

日本においては、それぞれの食事の重さは「朝食<昼食≦夕食」のような関係が一般的です。もちろん美容や健康などの観点から朝食が最も大事、あるいは朝食も昼食も要らずブランチでいい、などの様々な俗説があるので、一概にどの比率が正しいとは言えません。

昼食が日本に普及するようになったのは鎌倉時代から室町時代にかけてとされていて、肉体労働の増加に伴い、朝晩の2食では体力がもたなくなり、正午にも食事をするようになったのが起源とされています。

例文
  • この店のランチメニューはディナーメニューよりも安い。
  • ランチ代が嵩むので、お弁当を持ってくるようにしよう。
  • 次のデートではランチを一緒に食べる予定だ。
  • この学校のランチタイムは長い。
類義語
  • 昼食
  • 中食
  • お昼ご飯
  • 昼飯
  • 午飯

「ブランチ」と「ランチ」の違い・使い分け

ブランチ:朝食と昼食を兼ねた食事。

ランチ:1日の中間で食べる食事。昼食のこと。

ブランチとランチは料理内容や食事スタイル、食材などで区別できるものではありません。二つを区別するものは時間帯です。

一般的にブランチは午前11時手前頃であり、朝食にしては遅いし昼食にしては早いと感じる時間帯です。それに対してランチは午前11時過ぎから15時程度までの、太陽が最も高く昇る時間帯です。

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