「ひつまぶし」と「ひまつぶし」の違いとは?ややこしい日本語を簡単に解説!

似ている言葉の違い

「ひつまぶし」と「ひまつぶし」は2文字を入れ替えただけの、とてもよく似た響の言葉です。「ひまつぶし」は誰でもわかる日常的な言葉ですが、「ひつまぶし」に関しては聞いてもピンとこない人が多いのではないでしょうか?

この記事では二つの言葉の意味や正しい使い方などを、それぞれ丁寧に解説していきます。

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ひつまぶしの意味

「ひつまぶし」とは、ウナギの蒲焼を細かく刻んでご飯と混ぜた、日本料理の一つです。名古屋を代表する郷土料理で、他の名古屋飯には「きしめん」「味噌カツ「味噌煮込みうどん」などがあります。ウナギの切り身をお櫃などに盛りつけた白米にまぶし、刻み海苔やネギなどの薬味を添えて提供するのが一般的です。
食べ方は個人の自由ですが、ひつまぶしには一応正しい食べ方が存在します。

  1. 1/4をそのまま食べる。
  2. わさびやネギなどの薬味を混ぜて食べる。
  3. 出し汁やお茶をかけて食べる。
  4. 好みの食べ方で、残りを食べる。

このように味の変化を楽しめるのが、ひつまぶしの特徴です。

ひまつぶしの意味

ひまつぶしとは、特にするべきことがない空いた時間に、適当な方法で時間を消費する行為や手段のことです。多くは生産性を伴わないので、「無駄な時間を過ごすこと」を指したりもします。
具体的には、解き終わってしまったテストの残り時間に落書きをしたり、待ち合わせに早く着きすぎたので本屋に立ち寄る、などの行為があります。また、代表的な例がスマホ操作です。電車に乗っている時や、休憩時間など、多くの人はスマホをいじることで気晴らしをしています。
漢字では「暇潰し」と表記します。

まとめ

「ひまつぶし」と「ひつまぶし」は、響きが似ているだけの全く無関係の言葉です。

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