【パズドラ】パズル&ドラゴンズの歴史《Part2/2016~2018》

ゲーム
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2016

主な出来事
  • スタミナ回復5分→3分
  • スキル継承システム実装
  • 覚醒バッジ実装
  • 6枠目の潜在覚醒解放
  • アテンが【7×6】リーダースキルを初獲得
  • フェス限ヒロイン実装
  • 7コンボ強化実装

環境の変遷

当時の環境はラードラ独走状態だったが、そこに十字軍が台頭する。

2016年5月。「ミル降臨」が配信される。
リーダースキルは「回復の十字消しでダメージを半減、攻撃7倍。操作時間2秒延長」。
回復を五個十字消しするだけでリダフレ49倍、ダメージ75%減という曲芸師を彷彿とさせるお手軽ぶっ壊れリーダースキル。十字消しという特異なパズルを組む必要があるが、それも合計4秒の操作時間延長により簡単に達成できる。当時としては最高峰の耐久力とそこそこの攻撃倍率、操作時間延長による使いやすさ、これらを兼ね備えたキャラが無課金で手に入るということで大流行した。

ミルと同時期に、最強のパーティーとして君臨したのがカエデシステムだ。
カエデが究極進化したことにより、「木3コンボで攻撃4倍。十字消しでダメージ半減攻撃2倍」のリーダースキルとなり、リダフレでMAX64倍ダメージ75%減と、ミルを凌いだ。
カエデのスキルは「木と回復を3個ずつ生成。1ターンヘイスト(7t)」であり、カエデ6体編成にすることでスキルをループすることが可能だった。そのため毎ターンほぼ木と回復の二色陣のような盤面を作ることができ、確実にリーダースキルを発動させることができた。
その結果、カエデシステムは「高火力・超耐久・毎ターン擬似二色陣」という異次元のパーティーとして最強の座を欲しいままにした。
ただし星6フェス限を5体揃える必要があり、編成難易度も最高峰。そのためこれを組めるプレイヤーは限られており、ミルとは対照的に流行ることはなかった。

ラードラ究極進化。
攻撃倍率の発動条件が緩和され、全パラ1.5倍を獲得。元々144倍という超高火力を有していたので、耐久力が加わったことで弱点が消え、再び覇権を握ることとなる。
ただし、ブリーチコラボの藍染も144倍を十字消し一つで出すことができ、さらにはもう一つ十字を組むことで576倍という凄まじい火力を出すことができた。藍染には耐久力こそなかったが、火力面では頭一つ抜けた性能をしていため、環境で活躍した。

その他の活躍したパーティー
  • キン肉マン
  • サリアトール(究極ラファエルのサブ性能が異常に高かった)
  • 闇アテナ

時代背景

  • 十字全盛期
  • 攻撃倍率だけでなく、耐久力も重要視されるようになった。
  • スキル継承システムの実装により攻略の幅が大きく広がる。遅延への対策にもなった。
  • 年末に7コンボ強化が実装。翌年の環境を大きく変えることとなる。

2017

主な出来事
  • コンボスキップ機能実装
  • フェス限風神実装
  • 3人ワイワイモード追加
  • 追加攻撃実装
  • モンハンコラボ開催
  • 消費者庁コラボ開催
  • アシスト進化実装
  • サゲピィ実装
  • レベル限界突破システム実装
  • ダメージ無効貫通実装
  • とじたまドラ実装
  • 超覚醒システム実装

環境の変遷

2016/12/31から2017/1/3にかけて開催されたゴッドフェスにて、「風神」「雷神」が実装された。
特に風神は史上初の「ダメージ吸収無効」スキルを引っ提げて登場し、ソティスやヘラドラゴンなどへの明確な対抗策として注目された。唯一のダメージ吸収無効スキル持ちということもあり、ほぼ必須級のモンスターとなる。
また「7コンボ強化」の実装は環境を大きく変えることとなった。7コンボするだけで攻撃が2倍にアップするので、属性や盤面、パーティーに左右されにくく、なおかつ高倍率であったため、7コンボ強化はたちまち最強の攻撃倍率覚醒スキルの座を獲得した。
それに伴い、コンボ数を稼ぎ辛い列パや、属性が分散する多色パは失速する。

7つの大罪コラボで登場したメリオダスは、指定3色のリーダーであったが、火力、耐久力ともに申し分なく、何より7コンボ強化を二つも所持していたため、高スペックリーダーとして新環境を牽引した。

4月。新フェス限としてクトゥルフ神話シリーズが実装される。
特に星6フェス限の「彼方なるもの・ヨグ=ソトース」は、強力なチート性能を有していた。
端的に言えば、リダフレ324倍、ダメージ約43%軽減。
異次元の高火力と破格の耐久力で、一躍最強リーダーとなった。しかも、その攻撃倍率発動条件は体力80%以上で6倍、光2コンボで3倍。かの曲芸師を彷彿とさせる手軽さだった。スキルも「光と回復の2色陣+最大HPの40%回復」とリーダースキルに噛み合った強力なもので、ヨグのアシスト最適解はヨグとなり複数所持が推奨された。
ヨグソトースはヨーグルトソースの相性で親しまれ、主にマルチの三位一体で活躍することとなった。

5月。モンハンコラボが開催され、無料で手に入れることができるミツネハンターが大流行する。
リーダースキルは「4コンボ以上で攻撃力上昇、最大9倍。マルチ時、全パラ1.5倍」。
マルチ限定とはいえ、リダフレHP2.25倍・攻撃182.25倍・回復2.25倍と、高火力と耐久力を両立した次世代のパーティーが誕生することとなった。しかも攻撃倍率はコンボ数依存であるため、7コンボ強化との相性も抜群。並み居るガチャ限モンスターたちを圧倒する高性能ぶりで、マルチプレイはミツネハンターで染まった。

モンハンコラボの目玉である「鏖魔ディアブロス」もまた破格のスペックを有していた。
リーダースキルは「【7×6マス】8コンボ以上でダメージを軽減、攻撃力が8.5倍」(実装当時)。
76盤面のメリットとしては「最大コンボ数上昇」「色欠損率低下」「盤面干渉ギミックの相対的緩和」などが挙げられ、属性に依存しないディアブロスは様々なパーティーを強化することとなった。特に「最大コンボ数上昇」というメリットはコンボ依存リーダーと相性がよく、その頂点に君臨するアヌビスの力を存分に引き出すことができた。
ディアブロス×アヌビスの実質ステータス倍率は、HP1.33…倍・攻撃255倍・回復2倍。
そこそこの耐久力、超高火力、76マス、サブが自由、ディアブロスのステータスや覚醒スキルがハイスペック、双方共に7コンボ強化と相性がいいコンボ依存リーダー、など、アヌブロスは高水準のシナジーを発揮していた。
ディアブロスを所持していなくてもフレンドリーダーに設定すればいいだけなので、アヌビスさえいれば組むことができた点もこのパーティーが流行った要因のひとつだった。

クトゥルフ神話シリーズの実装と、モンスターハンターコラボによって、マルチではミツネハンターが天下を取り、ソロではディアブロスとヨグの二大巨塔が並び立った。

また、同時期に覚醒スキル「追加攻撃」が実装。
この覚醒スキルを所持しているモンスターがパーティーにいると、回復を縦一列で消すことにより、追加で1ダメージを与えることができるようになる。これにより敵の「根性」を容易に突破することができるようになった。敵の「根性」は大抵は発狂(HPを削りすぎると即死級の攻撃をしてくるギミック)とセットであり、これまで数多くのプレイヤーを苦しめてきた。HPを削りすぎないように調整しても、落ちコンによって最大倍率が発動して根性を発動させてしまうこともあり、対策は非常に面倒だった。
しかし「追加攻撃」の登場により、スムーズに根性持ちを突破することができるようになり、プレイヤーのストレスがかなり緩和された。以降パーティーを組む際は、必ず追加攻撃持ちモンスターを編成すのが常識となる。また、火力を出すために列を組まなくてはいけない列パは、回復を縦一列消ししなければならない追加攻撃とは絶望的に相性が悪く、完全に失権する。

フェス限ヒロインであるイデアルは、その凄まじいサブ性能によって高い評価を得た。高水準のステータスと強力なスキルに加え、7コンボ強化3つ持ちという化け物覚醒スキルで、7コンボするだけで攻撃力が8倍となる異常な火力を誇った。
2017年は他にもアマツマガツチやユウナなど、強力なサブが充実していた。特にオーディンドラゴンも超究極進化によって最強サブの一体と成り上がった。モンポ龍のネタ枠として親しまれていた彼は、他のモンポ龍がインフレの波に飲まれた後、唯一環境に生き残り下剋上を果たす結果となった。

11月からは鋼練コラボが開催され、エドワードが実装された。
攻撃倍率こそ144倍と若干物足りないものの、凄まじい耐久力を有しており、いわゆるエド時代を築き上げた。欠点である火力に関しては7コンボ強化を二つ持っているため十分に補完できていて、サブが自由に編成できた点もエドワードの魅力だった。HP50%以上で約57%軽減するためまず死ぬことはなく、エドワードはほぼ全ての敵を薙ぎ倒すことができた。

その他の活躍したパーティー
  • 転生クシナダ
  • レオナ
  • カミムスビ

時代背景

  • 7コンボ強化至上主義が広まる。
  • 「ダメージ吸収無効」「追加攻撃」「ダメージ無効貫通」の実装により、害悪強力ギミックを対策可能になる。
  • 最強リーダーを張れるコラボキャラが現れるようになる。
  • 2016年に原型が作られた「高火力×耐久力」が最強パーティーの必須条件となる。
  • アシスト進化(武器化)の実装により、パーティーの柔軟性や火力が向上。
  • サゲピィやとじたまドラの実装により、痒いところに手が届くようになる。
  • レベル限界突破や超覚醒スキルの実装により、モンスター全体の性能が向上。
  • 総じてキャラ単体の性能以上に、全体的にインフレが進んだ年。

2018

主な出来事
  • ドロップ操作時間4→5秒
  • モンスター交換所実装
  • モンスタースタック機能実装
  • 大魔女・星7フェス限実装
  • +ポイント機能実装
  • コンボドロップ実装

環境の変遷

3月の幽遊白書コラボにより、浦飯幽助が実装される。
前年度からのトレンドを継ぐ耐久力×高火力のリーダーであり、「全パラメータ補正」を有していた。覚醒も7c強化2個に無効貫通とハイスペックで、2018年前期の最強リーダーであった。同時期にモンスター交換所が実装され、ガチャを引かなくても浦飯幽助を入手可能だったことから、「タダ飯幽助」の愛称で呼ばれる。

4月。初の星7フェス限である「大魔女・ゼラ」が実装される。覚醒スキル・スキル・ステータス、どれをとっても申し分なく、間違いなく環境クラスのキャラクターではあったが、リーダースキルの発動条件が厳しかったり、適合するパーティーがなかったりと、あまり日の目を見ることはなかった。

8月。闇メタの極醒進化が実装される。リーダスキルは「80%以下で攻撃力3倍。神タイプのHPと攻撃力が2倍。7コンボ以上でダメージを軽減、攻撃力が2倍」。
「HP補正×ダメージ軽減」の組み合わせを獲得した初のモンスターであり、既存のリーダーとは一線を画す耐久力を誇った。しかもダメージ軽減は7cするだけという状況に左右され難い簡易条件。さらにMAX攻撃倍率は15倍・リダフレ225倍もあり、覚醒スキルの「7c×2・無効貫通」と合わせて、他を圧倒する高火力を叩き出した。付け加えてスキルは「50%自傷と2色陣」。非の打ちどころのない完璧なモンスターだった。
闇メタは古参フェス限で、なおかつかつて覇権を握ったキャラでもあるため所有者が多く、流行することとなった。

12月。仮面ライダーコラボ開催。「仮面ライダーBLACK RX」実装。
リーダースキル「木属性の全パラメータが1.5倍。スキル使用時、攻撃力が3倍。4コンボ以上でダメージを軽減、攻撃力が3倍」
リダフレ182.25倍の高火力に加え、「HP補正×ダメージ軽減」。しかも闇メタと違い、火力こそ劣るがHPに縛りがなく、非常に強力なキャラであった。そして何より、ついに「ゼラ」を使いこなすリーダーの登場であった。

それから2週間後、妖怪ウォッチコラボによりコマさんが実装され、木属性にさらに追い風が吹く。
リーダースキル「火と木属性のHPが1.5倍。6コンボ以上で攻撃力が5倍。ドロップを5個以上つなげて消すとダメージを軽減、攻撃力が3倍」。
RXと違い毎ターンスキルを使用する必要もなく、覚醒スキルでバインド耐性も完備。そしてゼラ適正が高いことも相まって、「闇メタ」「RX」に匹敵するリーダーとして君臨した。

その他の活躍したパーティー
  • ヴラスカ
  • バジュリ
  • アヌブロス
  • ミツネ

時代背景

  • ドロップ操作時間が1秒伸び、パズルがしやすくなる。
  • モンスター交換所の実装により、コラボキャラの入手が容易になる。
  • 「闇メタ」「RX」「コマさん」の三強時代。
  • 「大魔女・ゼラ」を有する木属性が環境のトップに君臨した。
  • 「ステータス補正×ダメージ軽減」が耐久力の新基準となる。

2012〜2015 Part1

2019〜2021 Part3

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