2019
- パズドラ7周年記念
- ガチャドランダン配信
- 耐性+覚醒実装
- ストーリーダンジョン実装
- 戴天の黄龍帝・ファガン -RAI-(初の変身キャラ)実装
- パズドラパス実装
- 潜在たまドラ枠覚醒実装
環境の変遷

パズドラ7周年記念にてゼラに超覚醒が実装され、ゼラは「無効貫通」を獲得する。
この上方修正によって、当時もともとハイスペックだったゼラが、パズドラ最強のぶっ壊れモンスターと化す。
・覚醒スキルは「完全バインド耐性・スキル封印耐性・7C強化×3・追い討ち・指・スキブ・無効貫通(超覚醒)」
・スキルは、無効貫通と7コンボ強化の同時発動を容易にする「二色陣+2コンボ加算」。しかも回復込みの陣なので、追い討ちを狙ったり、耐久したりと応用が効く。
・ステータスもフェス限らしい高水準。
2019年上半期、バランスブレイカーのゼラを有する木属性が環境トップに君臨した。
闇メタ・RX・コマさんの三つ巴の均衡も崩れ、単体スペックでは最強の闇メタも他の二体に一歩リードを許してしまう。なぜならゼラがパーティーに入らないから。火属性や水属性、光属性も完全に遅れをとった。なぜならゼラがパーティーに入らないから。ゼラを編成できるかできないかで、パーティーの強さには天地の差が開いた。
5月。サンリオコラボが開催され、ゼラキティが実装される。
ゼラをベースにした強力なモンスターで、サブにゼラを編成し、一躍環境トップに躍り出た。
6月。ジューンブライドモンスターとして、花嫁ゼラが実装される。
性能は光版ゼラ。このモンスターの登場は、まさに光属性への希望の光。破格スペックなキャラを手に入れて、光属性も環境トップ争いに加わることができるようになった。
この頃、木属性以外で流行っていたのがイナフェノンだ。イナとフェノンの組み合わせたパーティーであり、列パの弱点であった追い討ちを、イナのリーダースキルの固定追い討ちで克服することに成功。固定追い討ちリーダーは当時としては珍しく、根性を無視できるため快適な攻略を実現した。
76マスの台頭

ついで環境を動かすことになったのが、FFコラボのティファだ。
実装当時の評価はあまり高くなかったのだが、「7×6マス・耐久力・火力」すべてを兼ね備えたティファは、さまざまな相方リーダーと共に環境に浸透していった。
ティファと並んで76マスを流行らせたのがミナカだ。
安定性をわずかに落とすことになるが、ティファよりも火力に優れたパーティーを組みやすく、こちらも環境トップに君臨した。
2019年末は、76リーダーであるティファとミナカの双璧が並び立つことになった。
- セイバーオルタ
- ゼータ
- 光ミル
- 沢村ココ
- ゼローグ
時代背景
- ゼラがいる。ただそれだけで上半期は木属性最強時代。
- 下半期はインフレがゼラに追いつき始め、他のパーティーも活躍し始める。
- 「変身」というシステムが実装される。
- リーダースキルでの「固定追い討ち・コンボ加算」が徐々に出没するようになる。
- 7×6マスのリーダーが台頭する。
2020
- 大魔女第二弾
- 吸収無効系の重ねがけが可能に
- 無効貫通たまドラ実装
- 列界の化身 配信
- メノア登場
- パズドラW終了
- 大罪龍と鍵の勇者
- 鬼滅の刃コラボ開催
- 裏魔廊の支配者
2019年に元型が形成された「変身・7×6マス・コンボ加算・固定追い討ち」が、この年になってついに完全形態へと変貌を遂げる。

1月。大魔女シリーズの第二弾として、ネレ、ファスカが実装。どちらも強力な変身キャラであり、新時代の76リーダーとして覇権を握った。
リーダースキルは、変身前は7×6マスに盤面を変換し、変身後は以下の通り。
・ネレLS「バランスタイプの全パラメータが2倍。ドロップ操作を2秒延長。闇を6個以上つなげて消すとダメージを軽減(25%)、攻撃力が9倍」
・ファスカLS「攻撃タイプのHPが1.5倍、攻撃力と回復力は4倍。8コンボ以上でダメージを軽減(25%)、攻撃力が4倍」
この2体と特に相性が良かったのが遊戯王コラボの遊戯であり、攻撃倍率は20倍、さらに固定100万追い討ちと毒無効化を兼ね備え、最高の相棒としてネレとファスカと強力なシナジーを形成した。
大魔女の登場によって、最強パーティーの条件は「高火力高耐久」に加え、リーダースキルでのギミック対策が求められるようになる。76マス、コンボ加算、固定ダメージがその主な例だ。
7×6マスは、かつてのアヌブロスがそうだったように、敵の盤面干渉ギミックを相対的に緩和したり、最大コンボ数の増加や色欠損率の低下など、さまざまなメリットがある。しかしそのメリットとバランスを取るために、76リーダーはそうでないリーダーに比べ、少し抑えられたスペックだった。しかし「変身」という大義名分を得ることによって、枷が外れ、ネレやファスカのような最強キャラが登場するに至った。
特にファスカは変身後のスキルが非常に優秀。「消せないドロップ、バインド、覚醒無効状態を全回復。1ターンの間、操作時間と自分の攻撃力が2倍」と、非常に汎用性のある能力で、さまざまなギミックをたった一体で対策することができた。しかも5ターンで。
以降、「片方のリーダーで盤面を76に、もう片方のリーダーで固定ダメージを」といった具合に、リダフレを別キャラにして役割分担させ、相乗効果を期待するパーティーが主流となる。
火力面で言えば、鍵の勇者シリーズのフェルルが頭一つ抜けて強く、3ターンで打てる「光ドロップ6個生成&ロック」スキルでループして裏修羅などで活躍した。
また2020年の春頃は、多色パの待遇が改善された。
正月リーチェ、バレンタインイデアル、極醒アテンなど、強力なモンスターが多数実装され、ダメージ吸収無効スキル持ちモンスターの多様化や無効貫通スキルや無効貫通たまドラの登場によるダメージ無効対策の容易化など、多色パにとって優遇とも取れる待遇改善が行われた。
列界の化身では高防御モンスターが多数出現することから、ガードブレイクの重要性が高まったことも追い風となった。
10月27日。鬼滅の刃コラボ開催。炭治郎実装。

・LS「水属性と攻撃タイプのHPと回復力が2倍、攻撃力は18倍。火を4個以上つなげて消すとダメージを軽減、3コンボ加算」
・Sk「1ターンの間、回復力と攻撃タイプの攻撃力1.5倍。水と回復以外のドロップから火ドロップを4個生成。(2ターン)」
火を4つ消しするだけで、リーダスキルのコンボ加算によって7コンボを達成することができ、異常な攻撃倍率を叩き出す。スキルはリーダーとフレンドでループすることができ、リーダースキルとの相性は抜群。サブにネズコやポロネを編成することであらゆるギミックに対応することができ、もはや向かうところ敵なし。炭治郎は全てのダンジョンをクリアすることができた。
環境の変遷
- ツクヨミノルザ
- レムゥダンテ
- アルジェミッキー
- ファスカ×アリス/オールマイト/雷神
- グレオン
- セイナ
時代背景
- 76全盛期。
- 根性対策が、覚醒スキルの追い討ちから、リーダースキルの追い討ちへと変遷する。
- リダフレを相性のいい別キャラで組むのが主流となる。
- 強力な変身キャラが続々と実装される。
- 大魔女や大罪龍と鍵の勇者、式神使いなど、強力なオリジナルモンスターが登場。
2021
- 探索ダンジョン配信
- 卵複数ドロップ、売却用モンスタースタック化
- ダメージ上限解放たまドラ実装
- 機構城
- 多次元の越鳥
環境の変遷

2021年になっても、昨年末に登場した炭治郎やセイナが引き続き覇権を握っていたが、一月に開催された<物語>シリーズとのコラボで登場した千石撫子は、アルテミスなどと組むことによってコンボ覚醒×76マスの強力なシナジーを形成することができ、当時影が薄かった木属性を復権に導いた。
3月3日『機構城』実装。
最高難易度のダンジョンが連なる修羅の幻界【ノーコン】 のラストダンジョンとして、「機構城の絶対者」がプレイヤーたちの前に立ちはだかる。
全属性必須・異常なHPに防御力・多彩なギミック・重たい先制攻撃・……。
対策すべきことがあまりにも多く、初見攻略はほぼ不可能。並のパーティーではクリアは絶望的だった。
そこで白羽の矢が立ったのが、昨年末に登場していた妖シリーズのミカゲだ。

LS「操作時間が5秒延長。闇の3コンボ以上でダメージを激減。2色以上同時攻撃で攻撃力が20倍、2コンボ加算、固定1ダメージ。」
Sk「3ターンの間、ランダムでルーレットを1個生成。最上段横1列を闇ドロップに変化。闇ドロップをロック。」
リダフレでダメージを93%激減し、他の追随を許さない圧倒的な耐久力を誇る。コンボ加算に固定ダメージ、操作時間延長まであり、なおかつ20倍と高倍率。スキルによってルーレットを対策しつつリーダースキルの発動を補助でき、覚醒スキルも火力特化。全て高水準に纏まっている、変身キャラらしい超ハイスペックキャラ。
変身ターンに20ターンかかることや攻撃倍率の発動に闇の3コンボが必要なことから扱いずらさが目立ち、それまであまり日の目を見てこなかったが、機構城という好敵手の出現によって一気に最強リーダーへと成り上がった。
変身ロボシリーズ実装

4月から12月にかけて、これまでの全てのキャラクターを過去にする5体のモンスターが実装される。彼らの特徴は「高火力+超耐久力・固定ダメージ+コンボ加算・スキルループ(エンハンス+ドロップ変換)」。エンハンスは、それぞれが司る特定の覚醒スキルに応じた可変型。歴代の最強パーティーが追求してきた全ての効果を兼ね備えていた。
・ノーチラス
・ロイヤルオーク
・シーウルフ
・デイトナ
・ブラックバード
初期姿は乗り物を模した「ビークル形態」、変身後は動物を模した「ビースト形態」、二段階目は「人型形態」へと変遷していく。ここまでの強力なスペックが許されているのは二段階変身だからこそだが、このシリーズは変身前すら雑に強い。
彼らの登場以降、変身ロボシリーズを中心に環境は回っていくことになった。
- リュウメイ
- アイアンマン
- マーベル
- キオ
時代背景
- 機構城や多次元など、絶望的なダンジョンが次々と実装される。
- 変身ロボシリーズが環境を蹂躙する。